エネルギー◎地球を救う127の方法・エネルギー◎私たちは、いろいろなエネルギーを消費して暮らしています。 冷暖房、照明、動力など目に見えるものだけでなく、エネルギーを消費してつくられ、運ばれた食べ物や衣類、住居などに囲まれています。 その一方で、石油消費の急増につれて環境破壊や災害が多発し、 されに原子力発電によって人類は処理できない核のごみをか抱え込んでいます。 私たちは、地球の限られた資源を未来から前借りし、 その危険なツケを子孫の世代に押し付けていることになるのです。 *20~30年前*の社会には、ずっと少ないエネルギーで、 はるかに豊かな自然や環境に囲まれた暮らしがあったのではないでしょうか? 地域の風土に根ざした自然の恵みや、忘れつつある知恵を生かすとともに、 現代の自然や社会に対応した考え方や暮らし方を編み出していくことで エネルギー消費を減らしながら楽しく暮らせるような生活やライフスタイルを探ってみましょう。 「地球を救う127の方法:エネルギー」より **20~30年前** 「地球を救う127の方法」は、1990年、今から13年前に作られたものです。 21.住むところを決めるときは、冷暖房にたよらなくても過ごしやすい部屋を選ぶ。 *日当たりや通風、間取り、雨戸の有無などの基本的な、ところで過ごしやすさを左右する条件に注意する。 22.家庭でできる省エネ、小エネの方法を調べ、できるところから実行する。 *自治体、公共機関に、制作や助成制度を問い合わせる。 *電力、ガス会社で製品やシステムを調べる。 *住宅関連企業や大工さんに、建物や住まい方を教えてもらう。 23.雨戸やカーテン、断熱材、すきま風よけテープなどを利用し、暖房のムダをなくす。 *冬は「日が落ちたら雨戸をしめよ」とよく言われたものです。 24.電気器具のみに頼らず、ガス、石油など効率のよい機器を組み合わせて使う。 25.部屋の使い方にあわせて室温をこまめに調節し、冷暖房の効かしすぎをさける。 *電車やデパート、公共機関などの過剰な冷暖房をやめさせる声をあげる。 26.寒暖にあわせて衣類を選び、ちょっと寒いくらいの時は暖かい服を着て過ごす。 *身体の内側から暖める方法もあり。 *アルコールだけとは限りませんよ、想像力のないあなた! 27.暖房時にもときどき扇風機をまわすなど、天井近くの暖かい空気を部屋全体にゆきわたらせる。 28.冷暖房を使わなくても快適に過ごす方法を工夫する。 *うちわ、風鈴、金魚鉢?/どてら、ゆたんぽ、おしくらまんじゅう? *薄着で過ごす習慣をもつ。 29.使わない部屋まで冷暖房をせず、窓の開閉やカーテン、ブラインドなどを使って寒暑をや和らげる。 30.冷蔵庫やフリーザーの温度を下げ過ぎないようにする。 *開閉の回数を減らしたり、物を入れ過ぎないよう整理しましょう。 冷蔵庫は物入れではありません。 31.風呂を沸かしたら続けて入浴するなど、お湯のムダ使いをさける。 32.できるだけ乾燥機を使わず、洗濯物やふとんは太陽の下で乾かすようにする。 33.冷蔵庫やコンロ、冷暖房器具は、こまめに手入れし、よく効くようにして使う。 34.洗濯物をていねいに干すなどして、アイロンがけを減らす。 35.安易に機械や電化製品にたよらずに、手作業や道具を工夫して使う。 *台所用品にはムダな電化製品が多い。 36.消費量の少ない電化製品を選ぶ。 *特に電気ガマはエネルギーの大食漢。 37.野外や使わない部屋の照明は、必要な時間以外消す。 *自動消灯スイッチ(ヨーロッパによくある、数分後にOFFになるもの)を普及させる。 38.家庭の電力契約のアンペアを下げて、電気の使いすぎを抑制する。 39.生活サイクルを朝型にして、夜間の照明や暖房を減らす。 40.庭や街路樹には常緑ばかりではなく落葉樹を組み合わせ、夏・冬の日光をうまく利用する。 *常緑樹は落葉しないと思ってる選ぶ人が多いそうですが、落葉しないのは造花じゃ! 41.エレベエターにたよらず、階段を利用する。 42.地元の製品やリサイクル製品を買うように心がけ、製造・輸送エネルギーの削減など間接的な省エネをめざす。 43.地元の電力・ガス会社や自治体などのエネルギー施策と環境問題に対する姿勢を監視する。 44.自分が使うエネルギーについて、自然エネルギーなど再生可能なものに切り替える可能性がないか検討する。 *たとえば太陽熱温水、発電、風力や小川で発電。 堆肥の発酵熱やメタンガス利用など、みじかな工夫をしてみよう。 案外、簡単な工作でできる物もあり。 ●ごみを減らす・・・No.1~No.20 ●エネルギー・・・No.21~No.44 ●水・・・No.45~No.59 ●食・・・No.60~No.77 ●交通機関・・・No.78~No.89 ●有害物質・汚染物質・・・No.90~No.103 ●生命をいつくしみ身近な所から変革を・・・No.104~No.112 ●頭の使い方・考え方・・・No.113~No.127 |